Voyage No.15

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昨日、熊本から帰り自宅滞在12時間ほどで、明日には北海道です。1週間で日本列島縦断というのはなかなかハードです。高速バスに乗る気分ではなかったので、今日は普段は使わない飯田線経由で敦賀港を目指しました。
12:30頃最寄駅から電車に乗って東海道線との乗り換えになる豊橋まで3時間。特急は1日2本しか走っていないので、各駅停車です。周囲に人の住んでいない秘境駅が長野県南部から静岡県境にかけて点在しています。
豊橋からは東海道線新快速で大垣まで70分。大垣駅で普通電車米原行に乗り換えですが、トイレに行っている間に出発されてしまい、途中下車してドトールで夕食。
今回は行きの電車代7,000円、苫小牧のホテル宿泊費5,300円、帰りのバス代が2,500円で港へのアクセスでバスがない場合のみタクシーを使う計算で、食費を含んで3万円しかもっていません。最初から浪費しているとどこかで行き倒れになる危険があるので、ファストフードとカップ麺も積極的に利用して節約します。


その後、18:05発の米原行新快速とそこからから敦賀まで特急しらさぎ13号(自由席特急券730円)を乗り継ぎ敦賀には19:30到着。バスは21:55までないのでここはタクシー(1,500円くらいかかります)を使いフェリーターミナルに20:00前に到着できました。
20:15頃沖合から前便「すいせん」敦賀行きが入港してきました。大変に水分を含んだ雪が吹き付けてきます。
「すいせん」と初対面です。スリムでカッコいい船型です。ところどころ錆びついてますが、引退が決まっている以上あまり大がかりな補修はしないのでしょうか。ちょっと痛々しい部分もあります。







先月と同じ1時出港なので11:30乗船開始です。お客さんはかなり少なくターミナル内で待っている徒歩客は10人ほどしかいません。
乗船手続きを済ませ、ひたすら乗船開始になるのを待ちます。普通に乗船するなら、敦賀駅を21:55か22:35に発車するバスに乗れば十分間に合いますが、私は港まで遠いので雪の影響などで電車が遅れるとまずいのと、写真を撮りたいために早く着くようにしているだけのことです。

ターミナル内もあまり人気がありません。3時間待っていよいよ乗船開始。

お部屋は特等507。乗船券には「502」とありますが、乗船後案内所へ鍵を貰いにいったら、「お部屋の空調設備に不具合があり、予約いただいたお部屋と同じタイプのお部屋に変更させていただきます」ということで、「507」になりました。「特等」で予約をしましたが、部屋番号まで指定してはいないのでどこでも構わないのです。そういえば前回の「はまなす」も「前のお客様がお部屋で喫煙されていたようで、消臭ができておりませんので」という理由で部屋が変更になっていました。

綺麗なお部屋です。窓がふたつもついていて解放感があります。


お風呂場はカーテンが昔風の薄手のやつで、シャワーを浴びていると体にまとわりついてちょっといやです。最近の厚手のやつだとくっつかないのですが。

さすがに6時間前に食べた、ドトールのミラノサンドだけでは満たされず、この時間になって空腹に襲われました。売店に行ってカップ焼きそばとパンを買って夜食です。

「はまなす」は新日本海フェリーオリジナル浴衣でしたが、「すいせん」は普通の浴衣でした。
★☆すいせん☆★
1996年6月竣工
総㌧数 16,810t
全長 224.8m
全幅 26.0m
航海速力 29.4kt
旅客定員 507名
積載台数 トラック 122台
乗用車 80台
建造 石川島播磨重工業
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- 2012/02/16(木) 23:30:00|
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